担当:農学部・生物資源科学科・福井えみ子、松本浩道
乳用牛の受胎率は約10年前に50%を割り、現在は約4%です。ウシは出産後に泌乳をするので、受胎率低下は次世代の子牛生産だけでなく、乳生産にも直結します。栃木県は北海道に次ぐ生乳生産を担っている酪農県であり、受胎率低下の原因究明とその対応が求められています。当研究室では、栃木県と共同で、ウシの受精卵自身の着床能力を向上させ、同時に受胎率向上に寄与する遺伝子を持つ母牛を選んで移植するなどの研究を進めています。
乳用牛の受胎率は約10年前に50%を割り、現在は約4%です。ウシは出産後に泌乳をするので、受胎率低下は次世代の子牛生産だけでなく、乳生産にも直結します。栃木県は北海道に次ぐ生乳生産を担っている酪農県であり、受胎率低下の原因究明とその対応が求められています。当研究室では、栃木県と共同で、ウシの受精卵自身の着床能力を向上させ、同時に受胎率向上に寄与する遺伝子を持つ母牛を選んで移植するなどの研究を進めています。