社会共創促進センター・SDGs事例集

バイオサイエンス教育研究センター

メダカやミヤコタナゴの保全活動

担当:バイオサイエンス教育研究センター・松田勝

環境省のレッドリストで、メダカは絶滅危惧II類 (絶滅の危険が増大している種)、ミヤコタナゴは絶滅危惧IA類(ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの)にランク付けされています。いずれもその繁殖力は旺盛で、人工的な環境では容易に増殖が可能です。しかし、これらの種が殖える環境を自然の中に維持するのは困難です。遺伝子検査や環境DNAの解析など、分子生物学的な手法を駆使した解析でこれらの保全活動に協力しています。

栃木県のメダカ生息地2011年5月の様子
同地2015年5月の様子
ミヤコタナゴ保全水路の二枚貝調査