担当:農学部附属農場・池田 裕樹
タマネギは世界中で生産・消費されている主要な野菜の1つで、りん茎とよばれる可食部の大きさが生産性に大きく影響します。しかしりん茎がなぜ肥大するかについては、十分に解明されていません。そこでりん茎が肥大するメカニズムについて、日長や温度といった環境条件や遺伝子発現などに注目して研究を行っています。りん茎の肥大メカニズムが明らかになれば、新しい栽培方法や新品種の開発などにより、これまで栽培ができなかった地域でもタマネギが作れるようになるかもしれません。