担当:農学部附属農場・長尾 慶和
放牧は、自然環境を活かしたウシ本来の摂食行動を可能にする点などで動物にも自然にも優しい飼養管理なのですが、歩行数の増加によるエネルギーのロスや栄養管理の困難さなどが課題です。本研究では、放牧と舎飼いとICTを組み合わせた飼養管理により、動物福祉、資源循環および乳質向上を両立させ、さらに特色ある乳質により6次産業化を可能とする飼養管理体系の確立を目指しています。令和2年度からは、日本初のJGAP認証牛乳として、宇都宮大学牛乳「純牧」を販売しています。