担当:工学部・基盤工学科・物質環境化学コース・岩井 秀和
コミュニケーションとは、コミュニティを持続させるための手段であり、お互いの概念を共有するために、言葉などで伝え合い、かつ理解しようとする行為です。理解には、各自が有する知識・経験しか引用できないため、厳密には理解し合えませんが、知識・経験の量に応じて、近似的概念共有は可能になります。小さな不理解は発明・発見・改善をもたらし、大きな不理解は不満や争いを招きます。多くの概念共有ができるほど、家庭や学校での不満・不安が減り、社会は安定・発展します。