社会共創促進センター・SDGs事例集

工学部

ペプチド・ミメティクスで病気に立ち向かう

担当:工学部・基盤工学科・物質環境化学コース・大庭 亨

アミノ酸やペプチドは、私たちの体や医薬品を形作る大切な分子。それに似ている人工の分子「ペプチド・ミメティクス」は、抗がん剤や抗ウイルス薬、特殊繊維素材などへの応用が期待されています。中性子線を吸収できる、がん治療用のアミノ酸、蛍光によって細胞の状態を診断できるアミノ酸、酵素によって分解されにくいペプチドを開発しています。