社会共創促進センター・SDGs事例集

共同教育学部

アジアの伝統工芸〜漆を通した交流活動~

担当:共同教育学部・芸術・生活・健康系・美術 松島 さくら子

アジア漆工芸学術支援事業は、漆工芸教育支援交流活動を通し、日本とアジアの相互理解を深め、漆工芸の発展を目指す目的で、2002年(平成14年)にスタートしました。ミャンマーのバガンの漆芸技術大学と漆器業者を中心に現在に至るまで漆工芸の技術・材料・デザイン・産業について交流活動を継続しています。
また、ミャンマーだけでなく、カンボジア、ラオス、タイ、ベトナム等の漆工芸のある国々へ活動範囲を広げ、作品展示、講演、公開ワークショップなどの交流活動を通して、漆工芸の可能性・素晴らしさを伝え、日本とアジアの漆文化の発展に貢献したいと考えています。
2018年度は9月に、日本・カンボジア、そしてアジア各地から漆工芸研究者・漆芸家・漆器生産者が集まり 1)展覧会,2)講演,3)ポスターセッション,4)パネルディスカッション, 5)技術公開, 6)ワークショップ, 7)漆掻き見学セミナーを行いました。日本とカンボジアだけでなく、中国・韓国・東南アジア・欧米からも多くの参加者が集い、漆工芸を通した交流が行われました。