担当:【教員】国際学部・国際学科・栗原俊輔 【学生】国際学部・渡辺早希、矢野いずみ
【成果報告と今後の活動】
2019年12月12日-16日の5日間にわたり、済州島をはじめ、韓国に難民としてたどり着いたイエメン人たちの境遇や生き様を取材し、その模様を等身大のドキュメンタリー映像に収めた。また、この映像をグローバルガバナンス概論の時間に上映することで、境遇にとらわれず、新たな地で、たくましく生きる彼らの姿から、これまで私たちが抱いてきた“難民”に対するイメージを問い直すきっかけとした。
今後も、大学内にとどまらず、この映像を一つの対話のきっかけとして、「難民に“ついて”学ぶこと、から、難民と“ともに”語ることへ。他人事から自分事へ。」のコンセプトのもと、実際に日本における難民申請中の方々や宇都宮大学生、市民が対等に、難民問題について意見交換できるような対話の機会を提供していく。本プロジェクトを通して、学生同士、若い人同士の対話からパートナーシップを作ることで、将来の社会を担う彼らとともに、草の根レベルで平和な社会を構築していく基盤を創っていく。