社会共創促進センター・SDGs事例集

地域デザイン科学部

気候変動に適応した水害対策

担当:社会基盤デザイン学科・池田 裕一・飯村 耕介

地球温暖化にともなう気候変動により、これまでにない河川災害が日本の各地で発生しています。河川からの氾濫だけでなく、市街地への降水による内水氾濫も激甚化しており、もはや河川に洪水を封じ込めるだけの対策では適応できない状況です。
そこで、災害の現地調査や室内実験、そして地域の地形や土地利用の詳細な特徴を考慮した氾濫シミュレーションを活用して、地域全体でソフト対策も含めたきめ細かな水害対策について研究を進めています。

平成27年関東・東北豪雨での 鬼怒川決壊口付近の洪水痕跡調査
ドローンを用いた令和2年東日本台風の被害調査(那須烏山市)
鬼怒川中流域における 氾濫シミュレーション