担当:建築都市デザイン学科・佐藤栄治
今日の我が国の医療提供体制には、地域による医療ニーズ/医療資源の不均衡などの問題が生じている。病院のハード面については、様々な病棟平面が試行されているが、これらが看護の観点から効率の良い平面であるかは充分検証されておらず、物理的な看護「量」に加えて看護業務にどのような負担を「感じて」いるかを把握することが必要と考えた。そこで本研究では、病棟平面と看護負担感の関係を明らかにし、看護しやすさに配慮した病棟の計画的指針の導出を目的としている。
今日の我が国の医療提供体制には、地域による医療ニーズ/医療資源の不均衡などの問題が生じている。病院のハード面については、様々な病棟平面が試行されているが、これらが看護の観点から効率の良い平面であるかは充分検証されておらず、物理的な看護「量」に加えて看護業務にどのような負担を「感じて」いるかを把握することが必要と考えた。そこで本研究では、病棟平面と看護負担感の関係を明らかにし、看護しやすさに配慮した病棟の計画的指針の導出を目的としている。