研究シーズ集

地域デザイン科学部

教授 藤原 浩已ふじわら ひろみ

社会基盤デザイン学科・材料研究室
藤原 浩已
キーワード

モルタル・コンクリート材料技術
補修補強工法の開発
新規建設材料の開発

分野

建設材料学

研究テーマ

・コンクリート構造物の補修技術の開発
・コンクリート構造物の耐久性向上技術の開発
・建設材料のリサイクル技術の研究

所属学会等

土木学会、日本コンクリート工学会

特記事項

世界初となる高性能な建設材料を、いくつも世に送り出しています

MAIL

fhiromi※cc.utsunomiya-u.ac.jp(※を半⾓@に変換してください)

TEL

028-689-6209

研究概要

・チクソトロピー性状を有する各種補修材料(商品名:なおしタル、キロフケールなど)を開発し、商品化して います。これらの材料は建設業界において高く評価され、日本コンクリート工学協会技術賞を受賞しております。
・各種のリサイクル材料、現在はフライアッシュ、高炉スラグを微粉末化してシリカフュームの代替えとする研究を行っております。
・コンクリートの耐久性向上のための技術開発、近年は尿素水溶液塗布による乾燥収縮低減工法や、クリンカー 骨材を用いてコンクリートの自己治癒性の付与方法などについて研究を行っております。

教育・研究活動の紹介

・これまでに宇都宮大学ベストレクチャー賞を3度受賞しております。
・研究室では年に一度、海外研修を実施し、海外で活躍する日本人建設技術者と交流する機会を設けております。 これまでに、米国、韓国、台湾、タイ、シンガポールなどに研修で訪れております。
・大学院へ進学した学生には、海外における国際会議で自分の研究を発表する機会を設けております。これまでに、アメリカ、イギリス、フランス、スペイン、ギリシャ、ハンガリー、チェコなどで学生たちが研究発表を行いました。

今後の展望

・今後さらに世界初となるような技術の開発を行い、世に問うていこうと思います。

社会貢献等

50件以上の特許を出願しており、その内のかなりの数が権利化されております。そのほとんどは企業等との 共同出願の形を取っており、共同研究先の権利に十分配慮しております。