研究概要
研究室では、画像処理関連技術の研究と、その農業、医療、工学分野への応用に関する開発を行っています。たとえば、ミツバチは、蜜や蜜蝋の収穫だけでなく、農作物の花粉交配のためにも利用されるなど、農業で重要な役割を果たしています。そこで本研究室では、養蜂用のセイヨウミツバチの巣を大量に撮影し、画像から育房の状態を機械学習により自動判別する方法や、寄生ダニを計数する手法を開発しています。ミツバチ大量死の原因究明や巣箱の日常モニタリングに役立てることが期待されます。
教育・研究活動の紹介
ソフトウェア開発はシステムの完成度も重要ですが、ユーザにとっての使いやすさや、セキュリティも大切であると考え、様々な視点から検討を進めています。
今後の展望
カメラはコンピュータの目の役割を果たしており、撮影した画像を処理する技術は様々な分野で活用されています。またAIの利用により、自動認識、自動選別の精度も向上しています。関連産業分野への応用の可能性を開くご意見ご提案をお待ちしています。
社会貢献等
アウトリーチ活動
・出張講座「画像情報工学を知ろう」「情報セキュリティ入門」
企業や自治体との連携・コラボの実績など
・画像計測ソフトウェア開発・マンモグラフィ画像データベース開発等