研究概要
相互作用型演示実験講義(ILDs)を中学・高校に導入できるよう、教具の開発や授業案の検討を行っています。生徒が予想・議論し、演示実験で確認して認識を深めるため、教員が如何に関わるべきかを検討しています。
学生が主体的に授業に取り組むことができるよう、講義・演習だけでなく、学生実験にも反転授業を取り入れています。授業で学んだことを授業内に留めるのではなく、自分の人生に活用できるよう、ルーブリック評価のあり方等も含めて、検討を進めています。
教育・研究活動の紹介
ICT教育については、理科教育の3教員(TMN)でチームを組んで、3・4年生を連携して指導しています。3年次は大部屋で仲間と切磋琢磨し、4年次の卒業研究も仲間と共に多角的な視点で指導を受けられるよう、学問だけでなく学生生活の質的な面からもバックアップできる体制を取っています。
キャリア教育についての研究は端緒についたばかりですが、教育心理やキャリアセンターの先生等、各方面からの支援を受けられる体制を構築し、実践・評価を試みています。
今後の展望
ICTを活用した教育については、中学・高校の先生と連携しながら、実際の授業の中で活用できるよう進めて行きたいです。反転授業等のアクティブ・ラーニング型授業につきましても、現場の先生の声を伺いながら、中高で活用できる形を探っていければと考えております。
社会貢献等
中高生向けの実験講座や、教員が楽しんで実験に取り組める教員研修を実施しております。出前授業や講演会も可能な範囲でお引き受けいたします。