研究概要
私たち人間は基本的に誰でも、ある言語を母語として習得し使うことができるようになっています。いったい人間はどのような仕組み(文法)を持った言語ならば母語として自然のうちに習得し使用することができるようになっているのか、という観点から、英語を主対象としてその文法的特徴を詳細に把握し、それらがどのように習得されるのか、人間の言語の文法は一般的にどのような姿をしているのかなどの問いへの答えを経験科学の方法により追究しています。
教育・研究活動の紹介
学部においては、中学校・高等学校教科「英語」の英語学領域の教科専門科目やことばから見た人間の探求をテーマとした教養科目などを担当しています。普段の授業においては、ことば・英語の形や意味、使われ方などに関するふとした疑問を大切にし、それを切り口に自ら知識を深め、さらにその先の探求に踏み込んでゆくおもしろさを感じてもらいたいと考えています
今後の展望
英語のさまざまな構文について、その発生源を文断片に求める考え方を当てはめることによって見えてくる言語の一般性に興味があります。
社会貢献等
UUカレッジを通して地域の市民の皆さんのリカレント学習を支援しています。より高度なリカレント学習の社会的要請にお応えするためにも、UUカレッジの一層の発展に取り組んでいます。