研究概要
声楽演奏(バス・バリトン)
コンサートや公開講座の演奏や作品紹介活動の実践及び演奏姿勢に着目した声楽発声の理論研究。
ロシアの声楽作品を中心に日本・ロシア音楽家協会主催公演等に出演。
オペラ作品研究
19世紀を中心に各国の作曲家によるオペラ作品の教材化に関する研究を行なっています。
音楽教育
演奏活動・作品研究の経験を音楽教育研究に結びつけています。
教育・研究活動の紹介
共同教育学部の「声楽A,B」「声楽アンサンブル」や、地域創生科学研究科・地域人間発達支援学プログラムの「音声デザイン支援論」など、個人やグループによるレッスンを含めた声楽の実技指導を行なっています。音楽科教育に関係する「初等音学科指導法」「中等音楽科指導法A」「中等音楽科内容構成研究」の科目では、演奏表現を含む音楽科の内容の特色をふまえた授業を心がけています。教育学研究科(教職大学院)では「授業実践基礎」「教科教育研究論」等を担当し、これまで行ってきた劇音楽作品の教材研究や、音楽芸術に関わる演奏経験から得た表現活動の特色も教育・研究に生かすことを大切にしています。
今後の展望
声楽演奏の領域では、声楽発声の音声研究及び声楽発声時の姿勢に着目した評価方法について研究を行い、演奏や発声指導などの音楽活動を通してその成果を還元したい。また、オペラの作品研究と公開講座等での鑑賞の実践等により、総合芸術である劇音楽作品の魅力を伝えたいと考えています。
社会貢献等
地域の音楽・芸術文化に関わる教育活動支援
オペラ鑑賞講座
(宇都宮大学公開講座,放送大学,日本女子大学生涯学習センター,早稲田大学エクステンションセンター他)
歌唱講座・歌唱指導
(西生田合唱団常任指揮者,日本女子大学生涯学習センター他)