研究シーズ集

共同教育学部

准教授 株田 昌彦かぶた まさひこ

芸術・生活・健康系 美術分野
株田 昌彦
キーワード

油彩画,アートワークショップ,展覧会

分野

絵画技法論 美術教育

研究テーマ

・油彩画制作における描写法
・地域における展覧会を通した美術普及活動
・芸術教科における横断的カリキュラムの開発

所属学会等

大学美術教育学会、基礎造形学会、美術科教育学会

特記事項

一般社団法人二紀会会員、栃木県新作家集団事務局

URL

MAIL

mkabuta※cc.utsunomiya-u.ac.jp(※を半⾓@に変換してください)

TEL

028-649-5365

研究概要

【油彩画制作における描写法】

対象の描写を主軸とした油彩画を制作しています。その中で複合的な素材(アクリル絵具や顔料マーカーとの併用)の使用法について研究しています。また近年では、19世紀イギリスの画家であるアトキンソン・グリムショー(Atkinson Grimshaw:1836~1893)の作品を対象として夜景絵画の描画法についても調査および研究しています。

【地域における展覧会を通した美術普及活動】

栃木県内で毎年展覧会を企画しています。展覧会では展示会場の選定、作品の配置やパーティションなど、展示方法を模索しています。

【芸術教科における横断的カリキュラムの開発】

学校教育における美術科と音楽科の教科横断的なカリキュラムについて研究しています。廃材を利用した手作り楽器の試作を行っています。

教育・研究活動の紹介

絵画を専門分野としているため、アートワークショップの企画、実践を行うことができます。右の写真は2021年11月に鹿沼市で開催された「AWANO 夢咲く ART FESTIVAL」で行った子ども向けワークショップの様子です。ジオラマのように各々が描いたものを立てています。

今後の展望

継続的に行っている油彩画における描写法の研究を進めます。特に夜景絵画についてグリムショーの作品調査を基に、実験制作を行う予定です。また、上記のような子ども向けのアートワークショップを企画、実践します。

社会貢献等

地域のギャラリーで作品展示を行っています。その他、地域の自治体等が主催する美術展での審査員や展覧会での作品解説を行い、美術の普及に取り組んでいます。