研究シーズ集

オプティクス教育研究センター

助教 ジェシカ・オナカ

ジェシカ・オナカ
キーワード

レンズ,光学デバイス、液晶デバイス

分野

光工学、音響光学

研究テーマ

・光学デバイス
・超音波液晶レンズ
・偏光制御デバイス用コレステリック液晶

所属学会等

日本光学会、応用物理学会、OPTICA, SPIE

MAIL

onaka※a.utsunomiya-u.ac.jp(※を半⾓@に変換してください)

研究概要

液晶材料は, その屈折率が外部刺激によって制御できるため, 動的な光学特性を提供可能である. この特徴により, 焦点距離を変化させることができる適応型光学デバイスや任意の偏光状態を作り出す光学デバイスの開発が可能となる. 従来の光学では実現できない高度な汎用性をもつデバイスの提供が期待される. また, 偏光制御においては,複屈折位相差,光学回転,および二色性などのパラメータを操作することを目指している.本研究は, ネマチック液晶とコレステリック液晶の両方を使用して従来の電解制御だけでなく超音波による偏光制御に関する研究を行い, 液晶デバイスのマルチ制御性を拡張し,三次元偏光制デバイスの開発を目指すものである.

教育・研究活動の紹介

教育は知識の体系化に基づくべきである.学習環境は教室に限定されず,実験室や研究施設,さらには勉強会などの活動も含まれる.目標は、学生が現実の課題に対する解決策を見出せるような体系的な教育を推進することである.しっかりとした教育基盤のもと、研究者の興味と才能を最大限に引き出す環境を提供したいと考えている.これらの努力を通じて,社会に貢献し,未来の技術革新を牽引する優れた人材を育成することを目指している.

今後の展望

今後の展望は平面光学デバイス用の多基準光制御方法の開発に焦点を当てる

社会貢献等

特願2021-011098 超音波式液晶レンズおよび超音波式液晶レンズの制御方法

講演会の講師や,高校生向け講座の講師として社会貢献活動を行っている