研究概要
日本には、まだ実体のよくわからない樹木や、見落とされている樹木があります。その分布を調べるほか、DNAや形態を調べてどのような種なのか特定するといった分類学的な再検討を行う研究に取り組んでいます。また、森林植物・動物の生態調査などの研究にも取り組んでいます。
教育・研究活動の紹介
山の森林で見られる樹木を中心とした生物を対象に、遺伝解析、形態解析、野外観察・実験などを通して、学生の皆さんといっしょに研究に取り組んでいます。
今後の展望
学生の皆さんをはじめ、様々な方と協力・連携して、「広く深く」学びながら様々な視点から研究を進めていきたいと考えています。また、これまでの研究で得られた遺伝子から生態系レベルまでの知見を、森林資源の利活用を図るための森林の育成・管理、林木の育種など、社会に還元していきたいと考えています。
社会貢献等
栃木県・市町の各種事業の委員を務めているほか、官学連携として学術指導を行っています。