社会共創促進センター・SDGs事例集

農学部

細胞の色が変わる、スイッチ分子をつくる

担当:農学部・応用生命化学科 ・二瓶 賢一

日焼けを起こしたり、果物が茶色になったり。私たちの身の周りでは、細胞の色が変わるような現象がよく見られます。そのような色の変化を調節できるのが、私たちがつくったスイッチ分子です。
スイッチ分子の原型は、ツバキ科植物に含まれる天然物です。その構造を少し変えると、細胞を黒くしたり白くしたりする分子になります。このように、有機化学の力で、生理活性物質をつくりだす。そんな、基盤的な研究を行っています。