担当:共同教育学部・自然科学系・技術 川島芳昭、松原真理
技術分野の学生たちは、ものづくりが好きな学生が多いです。それは幼い時、親や祖父母などと‘ものづくりを行い、楽しかった経験’から技術に目覚めたと言います。そこで技術分野では、ものづくりが好きな子供を増やしたいと思い、10年以上前から、ものづくり教室を行ってきました。大学内や市の依頼で行う教室は、子供たちの意思以上に保護者が熱心である場合が殆どです。そこで本分野では平成28年度から氏家養護園において、ものづくり教室を年1度ですが行っています。学生が中心となり企画を行い、小学生~中学生に、ロボットを使ったプログラミングや電子工作,木材加工だけでなく、保育園児には折り紙なども指導しています。子供達や職員さん達と施設の食堂でランチをし、教室を終えた後は、園長先生から子供の貧困の問題点などのお話を聞いています。将来教員になる学生たちにとっても、貴重な体験の場になっております。