担当:コミュニティデザイン学科・中川敦
現在、高齢者と遠く離れて暮らす子供の多くが、頻繁な帰省を繰り返す遠距離介護にたずさわっています。遠距離介護の中で、高齢者本人の思いを尊重したケアを実現するために、人々がどのようなケアの方法を採用しているのか、会話分析というアプローチを用いた研究を行っております。具体的には、①離れて暮らす子供、高齢者、福祉の支援者による相談・ケアカンファレンス場面のビデオ撮影データ、②電話を利用した遠隔コミュニケーションなどを対象にした分析を進めています。