担当:工学部・基盤工学科・情報電子オプティクスコース・横田 隆史・小島 駿
現在のスパコンでは電力性能比「グリーン性能」が注目されています。スパコンでは万を超えるプロセッサが相互に通信しますが、通信の性能が全体の性能を決め、消費電力も相当部分を占める状況になっています。このため、通信の効率を上げれば、グリーン性能を上げられます。本研究室では、新旧の人工知能技術を採り入れながら、通信路の混雑箇所を上手く迂回する技術や、タイミングよく通信する技術など、通信に係る最適な分散制御技術の確立を目指しています。