研究概要
―組織境界はどこにあるかー
理論的研究の中心は、経営組織の境界について研究しています。組織境界を考察することにより、組織内、組織外が明確化します。私は、この境界が経営における原点だと考えています。つまり、組織内外を前提とした戦略策定やマーケティング戦略などが可能になります。他にも、組織の責任問題が起きた場合、どこまでが責任の範疇なのかを理論的に考察できます。
―実践から理論へ、そして実践へー
実践的研究では、実践を理論から考察し、社会実装として実践へのカスタマイズすることに興味があります。組織論に留まらず、経営学一般から幅広い考察をしています。戦略策定、人材教育、意思決定などの領域を前提とし、「失敗する選択をしない」という観点から失敗のメカニズムも研究しています。成功に不思議な成功はありますが、失敗に不思議な失敗はないと考えています。この観点から失敗を研究しています。
教育・研究活動の紹介
―理論と実践の行き来―
経営学は、実践に限りなく近い学問といえます。理論一辺倒で、経営学を理解しようとしても飛車角落ちです。理論を実践から説明し、そして理論として昇華することにより、理解が深まります。したがって、理論と実践とのリンク、具体と抽象とのリンクを大前提に考えています。
今後の展望
研究に関しては、上記の内容をより深化させ明確化したいと考えています。研究をやりつつも、より実践の領域に関わっていきたいです。会社も作りましたが、新しい起業にも挑戦したいです。
社会貢献等
経営学の本質は“うまくやる”です。これは、企業も行政も一緒です。課題をより複合的に考察し、効率的で有効的な方法論を考えることに興味があります。とくに、経済的領域に興味があります。
関連リンク
研究者総覧