研究概要
学校現場の視点から、児童指導や学習指導について考えたり、授業研究を行ったりするなど、実践的に取り組むとともに、子どもの健やかな成長を促すための、その時代や状況に合わせた適切な方法を追究しています。
教育・研究活動の紹介
公立小学校教諭、宇都宮大学共同教育学部附属小学校教諭を経て、実務家教員として現職に就いています。
附属小学校では、主に教育実習主任を務め、現場において教職を志す学生への指導を行ってきました。授業では実務経験を活かし、具体的事例等を基にした内容を展開することができるように心掛け、教員養成を担う教員として、教育実習における学生への指導に積極的に関わるようにしています。
今後の展望
共同教育学部の学生への教育とは、子どもの健やかな成長を促すための、その時代や状況に合わせた適切な方法を追究しつつ、教師としての後進を育てていくことです。そのために、現場をベースとした教員としての経験と理解を、学生の教育へと活用していきたいと考えています。教師の仕事の魅力ややりがいについて、自分の経験を基に伝えることで学生の教職志向の向上を目指すとともに、学生の教員としての資質・能力を育て、「学ぶもの全員がよき教師になれる」教育を実践していきたいと考えています。
現場で教育実習を担当される先生方の中には、「何を指導すればよいのか分からない」「どう指導すればよいのか分からない」という先生もいらっしゃるかもしれません。教育実習生の中には、教職に期待と希望をもち、前向きに実習に取り組む学生がいる一方で、自分が教職に向いているのか、不安を抱えながら実習に臨む学生もいます。これまでの経験で得られた成果や課題を踏まえ、実習生が安心して実習に臨むことができるようにするとともに、教育実習を円滑に進めることができるよう、各学校へのサポートもしていきたいと考えています。
社会貢献等
指導教員のための教育実習指導資料作成 県内各学校へ配付
日本学校保健会 保健学習推進委員会 委員
文部科学省 小学生用食育教材作成委員会 委員
県内公立小学校 道徳科授業づくりと評価に関する校内研修会 講師
県内給食主任・栄養教諭等研修会 講師 等